独立後の経理事務や確定申告の苦労

近年では、勤めている会社を辞めて、フリーランスに転向するエンジニアが増加傾向にある。フリーランスはクライアントと直接個人で契約を結び、仕事の成果に応じた報酬を得る働き方だ。そのため、自分で自由に仕事量を調整して、プライベートの時間を充実させることができる。また、得意な作業内容のみ仕事を選んで働くことも可能だ。こうした魅力に加えて、自分のスキルや実績によって会社員時代よりも収入を稼げるのがフリーランスの大きなメリットだろう。しかし、収入を得た先で待っているのは、確定申告やそれに伴う経理事務などの作業だ。毎年3月には自らの所得分に応じて所得税を支払う必要があり、これまで会社員だった人にとってほぼ初めての経験になるだろう。

会社であれば経営で行われるような請求や支払い、経費計算などを、フリーランスはすべて本業と並行して行わなければならない。中には確定申告の準備をサボり、期限の直前になって慌てて行動し始める人もいるのが実態だ。毎月決まったタイミングで帳簿をつけるなど工夫することが求められるため、帳簿作業が苦手な人にとっては日々苦労が絶えないものになるだろう。こうした経理事務や確定申告を少しでも楽に進めるためにも、専用の経理ツールを利用したり、気軽に相談できるフリーランス仲間を作ったりしておくことをおすすめする。安定して収入を得られようになったフリーランスにとっては毎年必須の作業となるため、少しでも早く要領を掴んでおくことが重要だ。